こどものためのオペラ/新国立劇場とミラノスカラ座
- mikieoshima
- 5月7日
- 読了時間: 2分
更新日:6月13日
ゴールデンウィークが終わりました❀
なかなかお天気もがんばったと、、思います(笑)。
私は日本ではじめて「こどものためのオペラ」を観に行きました。
新国立劇場でおこなわれた、ブリテン作曲の「小さなエントツ掃除屋さん」は音楽教育に熱心なブリテンが青少年のために書いた作品で、「オペラを作ろう」という劇中劇スタイルになっています。観客もオペラに参加するパートがあり、観るだけではなくて作品に加わる楽しさを、という実に斬新なオペラ(さすがイギリス!)です。
これ、子どもたちにはどんな影響なのか?と興味がありまして、自分の子どもを実験台に観にいってきたのでした。
というのも、長く暮らしたイタリア ミラノの劇場、スカラ座でも、近年この「子どもためのオペラ」のプログラムがとても人気でした。演目は「魔笛」「シンデレラ」「愛の妙薬」とどれも子どもが楽しめる演目で、原作は3時間近くある超大作を1時間にぎゅぎゅっとコンパクトにして間にナレーションやセリフを混ぜて、子どもたちに観やすく楽しませてくれる作品なので、毎年楽しみに観にいっていました。
今回の新国立劇場の参加型のオペラは、プログラムに歌うパートの楽譜が付いていて、舞台の途中で指揮者の先生のご指導で練習をして、そして本番を一緒に歌うという流れで、オペラを観終わったときには一緒に主人公サムを助けてあげたような、なんとも言えない一体感を私は感じたのですが、、、肝心の我が娘は??家に帰ってからもひたすら一緒に歌った歌を口ずさみ、サムの話をしたり、曲の感想を言ったり、、あぁ、すごい脳内にちゃんと残ったんだなぁ、と感じました。
何より、今は音楽を簡単に聴くことが出来る時代ですが、生の演奏に勝るものはない、
と改めて感じました。子どもたちには特に、機会を見つけては生演奏を聴かせたい。
最後に、子どものためのオペラのプログラムの写真を載せます。
デザインがとても可愛くてテンションが上がります、大人も♡
che bella giornata con la musica al teatro !

ミラノスカラ座

新国立劇場
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